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『短文づくり遊び』 [書籍]


短文づくり遊び (授業に使える言葉遊び)

短文づくり遊び (授業に使える言葉遊び)

  • 作者: 安倍 初雄
  • 出版社/メーカー: 明治図書出版
  • 発売日: 1990/05
  • メディア: 単行本


「授業に使える言葉遊びシリーズ」の3冊目です。

本書の著者、安倍初雄さんは短文づくりの「五つのポイント」を挙げています。

ポイント1 制約を作る
ポイント2 ルールをはっきり決める
ポイント3 十分に物を用意する。
ポイント4 辞典を準備しておく
ポイント5 ときには子供に作らせる

たとえば、「熟語バラバラ短文作り」です。「運転手→荷物を運んでいたら、つまずいて転びそうになったので、手をついた。」のように、「熟語を一つひとつの漢字にバラして文を作」る遊びです。このような「制約」とともに、次の「ルール」が明示されています。

1 必ず漢字一つずつに分ける。
2 漢字は、熟語の順番通り並べなくてもよい。
3 二文以内で表す。

2番目・3番目のようなルールを示すかどうかで、その後の活動は大きく変わってきます。「ありが、転がっていたあめをすに運んで行った。手にくっつかないのかな。」のような作品が生まれたのは、これらのルールのおかげでしょう。どんな「制約」にするか、いくつ「ルール」を示すかは、すべての言葉遊びに必要な条件かもしれません。

「短文づくり」という言葉遊びに、とことんこだわった1冊です。

まえがき
Ⅰ 短文作り実践例
 一 短文早作り競走
  名詞
  動詞
  形容詞
  組み合わせて
 二 「いつ、どこで、だれが、どうした」
  役割をきめて
  カード合わせで文作り
 三 同音異義語(動詞)で文作り
 四 折句(アクロステック)で短文作り
  基本編
  応用編
 五 言葉はさみ文
 六 数字で文作り
 七 漢字で文作り
 八 「ふきだし」で文作り
  四コママンガ
  一枚の写真
  記念写真に吹き出し
  スナップ写真に吹き出し
 九 自分の辞書を作ろう
 十 熟語バラバラ短文作り
 十一 かくし言葉
 十二 うそつき作文
  基本編
  応用編
Ⅱ 「短文作り」遊びの作り方・楽しみ方
 一 楽しくて力がつく
 二 「作り方」三つの原則
 三 「作り方」五つのポイント
 四 三つの工夫
  「短文作り」遊びの年間計画を立てる
  紹介の工夫
  短文作り大賞
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